じゃー法人設立しますよ！ってことでまずは必要な資金が無いことにはね、ってことでお金を用意しましょう笑
前回僕は３２万くらい、一般的には２４万くらいと書きました。
では、項目ごとに見ていきます。
・定款に添付する印紙代・・・・・４万円
・定款認証の手数料・・・・・・・５万円（電子認証だと変わりますが、自分でやるなら電子は使わないので）
・謄本交付手数料・・・・・・・・1250〜2000円（定款のページ数によります、250円/ページ）
・登録免許税・・・・・・・・・・１５万円（法務局で設立届けを出す際に必要）
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ここまでで２４万ちょいですね。
おおおおい！あと８万は？と聞こえそうですがちゃんと書きます。
・法人用印鑑作成・・・・・・・・３万前後（実印、銀行印、認印のセットをネットで注文）
・法人で保健所登録・・・・・・・２万円（実際は１９４４０円だったけど）
・健康診断料・・・・・・・・・・１万円（保健所登録の際に添付するアレ。１人5000円計算）
どうですか？「株式会社の作り方」的な本やサイトで絶対出てくる２４万えんくらいに付帯して、美容室なら絶対要る２つと会社なら絶対必要な印鑑を作ればこのくらいはかかります。
あとは名刺作ったり、法人口座や諸々の手続きに必要な履歴事項証明書を取得するのにかかる費用だったりを考えると２万くらいは見た方がいいのでなんやかんや３２万くらいは必要になるんですよ。
そして資本金。まぁ今は資本金１円でも会社は作れるんであえて書いてこなかったんですが。
いくらがいいのか？に答えは無いんでここでは割愛。１円で行くならおおよそこのくらいですかね。
これが、汎用的なサイトや本には載ってないリアル。
そしてもう一つ。
既存の借り入れがあるなら出来る限り事前に繰上完済した方が楽。
サロンに必要だからって借り入れやローンで買ったものも、あくまでも個人の負債となるんで法人にした後に同じようにそのまま返済・・・とはならないんです。
そのまま引き続き返すなら返済額も含めて役員報酬を決め、そこから個人として返済。
が、役員報酬は１年間固定なんですね。
そして、借り入れの返済は別として、分割購入の場合個人名義のものは個人の収入から返済することになるんで損金にできない。
同じ額払っても所得として課税対象額になっちゃうわけです、確か。
で、うちはどうしたかと言うと
・１月の店舗改装の際に起こした借り入れは債務引受で法人に移行
・それ以外のものは個人事業のうちに全て繰上完済
です。
となれば繰上完済に必要な金額も現金としているわけですね。
実際はそれぞれをどう処理するのかは考え方や、残高、残り年数等にもよりますし、会計士さんや税理士さんによっても見解は違うので顧問会計士と相談するのがいいかと思います。あくまでうちはこんな感じでしたが、ここも汎用的なサイトや本には載ってないリアル。
ゼロから法人設立するのと個人事業から法人成りするのとでは多少違ってくるんですね。
小規模サロンをゼロスタート時から法人で始めるってパターンは稀だと思うんで殆どが後者になるんじゃないでしょうか？
さすがに「ほんとに１円だけで会社が作れる！！！」なんて思ってる人はいないと思いますが、実際はこのくらい予算は見ておいた方が確実です。
ちなみに、専門家に委託すると手数料で数万円かかりますが、その場合殆どが定款の認証は電子認証になり、その場合認証手数料が半額くらいにはなるので差し引きほとんど変わらないって感じです。
最初に気になるお金のことをざっくり書いたんで、次はちゃんと設立のフローに行こうと思います。。。
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